It's so hard :-)
1ヶ月ちょっと、更新が滞っている間に、もう冬将軍間近。明日から12月ぢゃないでっか!!
この1ヶ月ちょっとを一言で言うと、学生時代に意識・無意識に避けてきたこととにもう一度チャレンジし始めますた、って感じ。
それは、「統計解析」と「英語」である。
中学時代、数学は好きであった。解けた時の快感がたまらなかった。でも、高校の数Ⅱあたりだろうか、∞(無限)とかlim(極限)とかあの辺りから徐々に冷めてしまい、気付いたら文系に進んでいて。。。いまはメトリクス分析等のためにJMPというツールを使いこなすため、統計解析の基礎を本とか研修とかに勤しんでいる。
しかし数式で言われても、基本がなってないから、分からんのですよ!
理解したいオレの思いを嘲笑うかのように、本当に分からんのですよ!!
そして、英語。
会社からTOEICを受けろというのはまだいい。昇進に点数でハードルができたのもこのご時世まだ理解できる。でも、中学レベルの英文法すら記憶の奥底に封じ込められている現状をみると、いかに学生時代、受験のためにだけ頑張っていたのかが分かる。たぶん大学受かった「瞬間」にそれまで刷り込んだ英単語とか英文法とか見事に吹っ飛んだんだろうな。
また英語については、英会話の方の問題もある。海外旅行や出張で、空港とかホテルとかをなんとか乗り切れてたとしても、普段の日常で外国人を前に英語なんか出てこないのである。間違った英語を話したら恥ずかしいし、「はぁ」って顔をされたら下向いちゃうし・・・
そんな英語であるが、聞き取りや文法力はあまり伸びていないと思うのだが、英会話については、ちょっと前進しつつある気がする。
「英語を使えると、世界が広がる」
これを頭ではなく、体というか肌身をもって、最近感じている。
実は先月、社内の同僚からインドのグループ会社のエンジニア(現在2ヶ月限定で来日中)を紹介してもらった。彼らの会社はScrumを中心にいろいろAgileをやっているから、と。
そして、何を焦ったか、話を貰ったその日の夕方に対面することに。
もちろん英語を予習している時間など無く、ぶっつけ本番。
日本初来日のインド人の彼は当たり前のように英語で、日本語など皆無。
情報交換という名の雑談だと割り切り、失うものはないと開き直ってみたら、これまた意外に、コミュニケーションは取れるぢゃないですか!!
特に、AgileやScrumについては、基本的なコンテキストがだいだい一致してるので、単語レベルでも話はだいたい通じる訳で、
「最近はTDDが熱いお、やってるか?」
「お、Red→Green→リファクタリングやな。絶賛チャレンジ中やで!」
とかそんなイメージ。
逆に、コンテキストの説明からしなければいけない、日本のSIビジネス・人月積算モデルの問題点とか、契約も絡めての顧客を巻き込むことの枠組み的な難しさとか、そういう系の話は、言いたい事を伝えるだけでも苦労する。そして苦労して伝わらない(伝えられない)。。。
ま、でも書籍「AgileSamurai」とかの本の話から、侍の話とか、忍者との違いとか、気付いたら初対面でめちゃめちゃ盛り上がってた(はず)。
この日、英語をちゃんと使えるようになろうと心から思った!!(・∀・)
インド人のエンジニアの彼はあと少しで本国に戻るが、毎月開催しているアジャイルの社内勉強会にも来てくれたし、LT祭りでも喋ってくれたし、あっちのCMMIの担当を紹介してくれたし(来週Skypeで繋ぐことになった)、アジア最大のアジャイル祭典「Agile India」に行きたいからその時はSpeakerにエントリーしちゃえって話になったし、なんというか間違いなく自分の世界が広がっていく感じ。
可能性が広がってきていることを肌身で実感。
英語という言語のハードルを低くする事で、見える世界は一気に変わること間違いない!
「英語なんて所詮ツール」
と一日でも早く言えるように、日々精進しようと心に誓った。
もちろん、英語の基礎力もつけなきゃいかんが、とてもいい感じのレベルのモチベーションを感じている。
でもさ、
TOEICの勉強、辛いっすよ。。。
こういったことに比べると全然楽しくないんすよ。。。
ま、しゃーないな。
適当な受験英語で凌いできたツケと思うことにした m9(^Д^)プギャー
《追伸》
彼には色々お世話になったので、お礼にAgile Samurai(原著=もち英語)をプレゼントした。読んだ事無いっていってたし、喜んでくれてよかった!
今度はインドで読書会でもしますかな w(・∀・)w
The Agile Samurai: How Agile Masters Deliver Great Software (Pragmatic Programmers)
- 作者: Jonathan Rasmusson
- 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
- 発売日: 2010/09/25
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